「『ご相談者の感情に寄り添う』と習いますが、ご相談者のご意向が、偏りすぎていて、争族の火種になりそうな場合は、どうしたら良いのでしょうか?」
というご質問を、相続資産ナビゲーター養成講座の受講生さんからいただきました。
これに対して、石野は次のように言います。
「例えば、『関係性の悪い子どもには財産を遺したくない。他の特定の家族に多くの財産を遺したい』という、ご相談者のお気持ちを理解することは大切です。
でも、その感情を優先するよりも、『その結果、みんなが幸せになれるのか』という視点のほうが、より大切なことだと思います。
ご相談者の感情には共感し、受け止めて、その上で、納得のいく落としどころを冷静に考えていただけるように導くのがナビゲーターの役割だと思います」
それでは、どのような質問や受け答えをすれば、ご相談者もご家族も幸せになれる解決策を見つけられるのでしょうか。
今回は、「相続コンサル:争族回避方法とは?」と題して、『ご相談者の感情に寄り添う』究極のコンサルティング手法を、お伝えします。
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