第84回「ご高齢者への生保提案方法 認知症&持病」

「相続や事業承継のターゲットは60代70代で、何かしら病気を抱えている世代なので、保険契約に至らないのではと思い躊躇してしまいます。

石野さんはその辺はどうクリアされていますか?」

というご質問をいただきました。

これに対して、石野は次のように言います。

「60代70代に保険を提案する場合、お体の健康状態、つまり体況がネックになると考えがちですが、むしろまったく逆です。

相続や事業承継の対策では、生命保険は必須になりますので、生命保険各社が、相続・事業承継マーケットに向けた保険商品を販売しています。

また、体況上のリスク以外に、圧倒的に問題になるのは認知症のリスクです」

それでは、被保険者の体況を考慮しながら、どのような点に注意して、生命保険を提案すればいいのでしょうか。

今回は、「ご高齢者への生保提案方法 認知症&持病」と題し、相続・事業承継対策に効果的な生命保険の提案方法について、お伝えします。