「事業承継のために株価を下げる会社や、後継者がいないために会社を数年後にたたむ会社に直面しても、対策が分かりません。具体的な方法を教えてください」というご質問をいただきました。
それに対して石野は、次のように言います。
「後継者がいる場合と、後継者がいない場合で対策は違ってきます。どちらの場合でも、まず、事業承継について、現状でどういう問題点があるかを知るためには、決算書を通して財務内容をみる必要があります。
事業承継戦略ナビゲーター養成講座では、企業から預かった3期分の決算書を図解にして、自分で財務分析ができる『図解3期P/L・B/S』の作り方が学べます。すると、株価の問題点が何なのかを、経営者に分かりやすく解説できます。これが、事業承継の入り口に入るための、大事な要素になります」
それでは、具体的な対策とは、どのように進めていけばいいのでしょうか?
今回は、「事業承継の具体的な対策」と題して、後継者がいる場合・いない場合の事業承継コンサルティング手法をお伝えします。
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